実家の玄関先にはバラの花がたくさん咲きます。
赤、黄色、白、ピンク。
だいたいそんな感じです。
母は花が咲くといつも嬉しそうに、その中から1輪切り花にして部屋に飾っていました。
家にはいつも花があります。
ガーデニングなんておしゃれな響きは全く感じませんが、おばあちゃんと母のいわゆる温もりみたいなものを感じるようになりました。
おじいちゃんはもっぱら草むしり。
根気のいる作業です。
でもそれが無いと元気に花は咲いてくれませんから、共同作業なんですね。
小学生の頃は、花が咲くと必ず、学校に持って行きなさいと言って、朝から新聞紙にくるまれた花を持たされたものです。
あじさい、ばら、キキョウ、スイセン、カラー、ひまわり、ガーベラ、マーガレットなどなど。
むかしは何でこんなものに愛情をかけられるんだろうって思っていましたが、いまは何となくですが、わかります。
トシを重ねてしまいました。
知らず知らずのうちに、影響をうけているんですね。
今、東京に住んでいても花はいつもそばにあります。
小さな息吹がすぐそこにあるんだと、実感できます。
きっと好きなんでしょうね。
はな。
明るくなります。
キレイに咲いて人を喜ばせてくれている事に改めて感謝します。
たかが花、されど花。
生きていますね。
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