大掃除のときに幼い私と母の写真が出て来た。
小学校の入学式のときのだ。
私は泣いた後の顔で、その横でピカピカの笑顔で嬉しそうに母がうつっていた。
良く覚えている。
その日の洋服の事で泣いたんだった。
私はプリーツのワンピースが着たかった。セーラーカラーの。
靴もみんなが履いているような、赤くてピカピカのエナメルみたいな、ワンストラップの靴が欲しかった。
でも、当日に着せられたのは
かぎ針編みのツーピース。
しかも色はベージュ。
タイツではなく膝丈くらいのソックスを履かされ、靴もバレーシューズみたいなものだった。
晴れの舞台のはずの入学式は、泣いた記憶しか無い。
嫌で嫌で、たまらなくて、でもその頃の私は、大人から与えられたものしか身につける事しか出来ずに、悔しかった!
今考えると、生意気ですが、自我の確立ですかね(笑)
そんなこんなで、全く関係ないのですが、
その母親の笑った顔が、私にそっくりな事にまた驚きで。
確かにそっくりねとは昔から良く言われていましたが、改めて見てみると確かに似ている。
今母親は60歳。
私の27年後はこうか。。。
なるほど。
同じシワでも、いいシワが刻めるように、心がけよう!!
なんて、思ったのでした。
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