子供の頃にお寺に行くとお坊さんが『よい心』をもちなさいと、いわれていました。
小学校の先生も言ってました。
そのころは、
『ばあちゃんと同じことば言いよらす。壁にも貼ってあるし、もうわかっとるもん。』
と生意気に思っていました。
こんな事でした。(もう少し簡単な言葉でしたが、要はこういうことでした。)
『よい心』とは
感謝の心をもつ事
前向きで建設的である事
明るく肯定的でいる事
善意のある、思いやりのある優しい心をもつ事
協調性をもつ事(利己的にならない)
努力する事
強欲でない事(足るをしること)
私欲を満たす事より他利を考える事
『精進する事によって煩悩を減らしていくことがつとめです。』とも言っていました。
この意味は子供の頃全くわかりませんでした。
煩悩とは嫉み、妬み、僻み、疑いなどの『悪い想念』で108つもあると言われています。
凄い数です。言わずと知れた年越しに打つ鐘の数です。
この誰にでもある感情を、人生の暮らしの中、仕事、修行の中で『無』にすることだそうです。
中村天風さんも『けっして悪い想念をいだいてはいけない』といわれています。
そうすることでそれが現実になるからだそうです。
なんで、きゅうにこんな話しになったのでしょうか(笑)
最近は『般若心経』の意味が急に知りたくなったり、ばあちゃんや、お坊さんの言葉をおもいだしたり、
何だか『内側』を知りたいみたいです。
子供の頃からばあちゃんと読んでいた般若心経はわたしにとっては、意味もわからない難しい漢字を間違えないように読む
という位のものでした。
最近知ったお経の意味は、ばあちゃんがいつも教えてくれていた事でした。
ばあちゃん、この意味知っとったとね〜と思いました。
さすが、年の功。
いろいろ悩んだりしたんだろうな〜ともおもいました。
随分大人になったわたしは、その頃『もう知ってるし、出来とるもん』思っていた事が、出来なくなっているかもしれません。
今が自分を見直すチャンス!!なのですきっと☆
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