朝起きて、光がさしているとそれだけで気分がよくなる。
部屋の大きな窓から床全体にそれを感じると何かに守られている気持ちにさえなる。
少しばかりの風がふいていたりすると、それはもう。
暮らしのそばに水がある。(とはいえ、川沿いということですが)
流れる水、水面の無数の光の反射をみていると、ささくれだっているときだって、とても穏やかな気持ちが戻ってくる。
どんなときも自然は受け入れてくれている。
そんな気がする。
毎朝、川沿いのベンチで朝食を食べている人たちがいる。
ハトもいる。
名前が分からない鳥もいる。
犬の散歩をするおばさんグループ。
パピヨン、プードル、コーギー、ミックス。
ストレッチするおじさん。
シロツメクサに蝶々。
てんとう虫。
みんな違うけど、みんな同じ。
ハレの日の光の中、水辺の空気にこころを開放して、それぞれを想った。
ここにこうしていることは、一年前ですら想像できなかった。
思い通りに行くこと、行かないこと、何を基準に物事は動いているのだろう。
う~ん。
朝の通勤道、ハレの日に心で拍手しながら、みんなの横を通り過ぎ、
虹の橋を渡り、雲はつかめると思っていたあのころを懐かしく思ったりした。
そんなハレの日。
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